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【新・チャイエス店外日記】長身美脚のチャイエス嬢と中出しセックスしてしまったあの日。数年後、彼女といっしょに写真に写る男の子にドキッとした話。
約2か月ぶりのコラムになります。
今回は、久々に「チャイエス店外日記」を書いてみることにしました。

新型コロナの影響で風俗通いを自粛しているせいか、夜中に急に目が覚めてムラムラしてしまうことがあるのですが、そんなときふと頭に浮かぶのは、いつもきまって中国エステの女の子たちとイチャイチャしたときの光景です。

チャイエス嬢から誕生日プレゼントを貰う

当時、私は塾講師の仕事をしていました。その日はテスト対策授業のため日曜出勤だったのですが、じつは夕方からプライベートでちょっとしたお楽しみが待っていて、そのせいで私はいつになくソワソワしていました。

仕事が終わると、自宅には戻らず、そのまま待ち合わせ場所へ向かいました。到着したことをメールで知らせると、まもなく彼女がやって来ました。

ホテヘル型のチャイエスで働く中国人女性のコウさんです。私は彼女のことをすごく気に入っていて、店に行くたびに指名し、何度か店外デートもしていました。

コウさんは175㎝の長身で、初めて会ったとき、彼女がヒールのある靴をはいていたせいでバレーボールの選手が来たのかと思ったほどでした。決して美人ではありませんが、スタイルはモデル並みで、すらりと伸びた美脚に、私はひとめぼれしてしまいました。シルエットだけなら、モデルで女優の菜々緒に見えなくもありませんでした。

スタイルの良さはさることながら、私がとくに魅かれたのは、彼女の性格でした。礼儀正しく几帳面で、なかなか律儀なところもありました。

ホテヘル型のチャイエスを利用したことがある人ならわかると思うのですが、日本人風俗のように女の子がキッチンタイマーでプレイ時間を計っているわけではありません。腕時計やスマホで時間を確認するだけなので、たまに部屋の利用時間をオーバーしてしまい、追加料金が発生することがあるのです。そんなとき、中国人の女の子はまず間違いなく客に料金を払わせます。しかしコウさんだけは、時間をちゃんと確認していなかったのは自分の責任だと言って、自ら追加料金を払いました。

これはほんの一例で、他にも彼女の考え方にハッとさせられる場面は何度かあり、そのたびに私のなかで彼女に対する好感度はアップしていきました。この日、コウさんが私を呼び出したのも、彼女のそういった性格からくるものではないかと思いました。


「はい、これ。お兄さん、お誕生日おめでとうございます!」
待ち合わせ場所へ姿を見せるなり、コウさんが細長い箱を手渡してきました。

この日、彼女が私を呼び出したのは、私の誕生日のお祝いをしたいという理由でした。
いつだったかコウさんを指名したとき、彼女が私の誕生日のことを聞いてきたことがありました。さして意図のない世間話だと思っていたのですが、彼女はしっかり覚えていたようで、1週間ほど前、電話で、誕生日プレゼントを渡したいから会えないか?と言ってきたのでした。

「ありがとう。こんなもの貰っていいの?」
箱の中身は腕時計でした。高価なものでないのは見てわかりましたが、私はすごく嬉しいのと同時に、このようなものを受け取っていいのか躊躇いもありました。

「いいよいいよ。今日はあなた誕生日よ。受け取って。わたしの気持ちよ」
「ありがとう…謝謝…」
私は何度も礼を言いました。

公衆の面前で羞恥プレイ

そのあと『揚子江ラーメン』で少し早めの夕食をとりました(彼女がおごってくれました)。けっして綺麗な構えの店ではありませんが、ここのワンタン麺と炒飯は最高です。店員はほとんどが中国人ですが、あるていど日本語は通じます。しかしコウさんは、やはり中国語でオーダーしていました。

私がトイレで用を足して出てくると、コウさんが目を皿のように細くして、じっとこっちを見つめてきました。
「ウンチか?ウンチしてきたか?」
彼女がムスッとした表情で聞いてきました。

以前、ホテルでも同じようなやり取りがあったので、またかと思いました。どうも彼女は、ウンチをしてきたばかりの人に近づくのが嫌なようでした。私が「ウンチじゃないよ、オシッコだよ」と言っても、「ほんとにウンチじゃないか?トイレの時間が長かったよ」と、まるで私の体にウンチが付いているかのように顔をしかめて詰問してくるのでした。

ウンチではないことを納得してもらい、『揚子江ラーメン』を出ると、ふたりでショッピングをしたり、映画を見に行ったりしました。自分よりだいぶ背の高い(しかもモデル並みのスタイルの)女性を連れて歩くのは少し恥ずかしかったですが、コウさんの人柄をよく知っていたので、どこか安心感はありました。

映画館を出たところで、彼女が腕を組んできました。体が密着して、彼女の肌のぬくもりが伝わってきました。この日のコウさんは黒のレザーっぽい生地のショートパンツをはいていて、その見事な美脚を見せつけるようにして歩いていました。

歩きながら、彼女が私の尻をぎゅっと鷲づかみしてきました。「恥ずかしいからやめて」と言うと、彼女は面白がってさらにグイグイ尻をつかんできました。

映画館と同じ施設内にあるゲームセンターへ移動するためエレベーターに乗ると、周りに人が大勢いるにもかかわらず、こんどは尻だけでなく股間にまで手を伸ばしてきました。この執拗な羞恥プレイに、さすがに私も興奮してしまい、気づけばフル勃起状態になっていました。幸い、エレベーターのいちばん奥の壁際に立っていたので、周りの人に見られることはありませんでしたが…。あとでパンツを確認したところ、しっかり我慢汁を漏らしたあとが付いていました。


「このあと、どこ行く?」
さんざんUFOキャッチャーをして出たあと(クジラのぬいぐるみを1個ゲットしました)、私が聞くと、コウさんは人差し指を顎のあたりにあて、首をかしげました。彼女が何か考えているときの癖で、その仕草がすごくかわいいのです。

「わたしの家くるか?」
コウさんが私を見下ろして言いました。
彼女は店の女の子と3~4人でマンションの一室で共同生活をしていましたが、そのときはちょうど皆が出払っていて誰もいなかったのです。

こういう展開を内心期待してはいましたが、実際に言われると少し尻込みしてしまう自分がいました。プレゼントをもらい、食事をおごってもらったうえ部屋にまで誘ってもらえるとは、至れり尽くせりだなと思い、ちょっとばかり罪悪感すら覚えましたが、すでにムラムラしていた私は、その気持ちをどうにも抑えることができず、年にいちどの誕生日じゃないかと自分自身に言い訳をし、お言葉に甘えることにしたのでした。

「ちょっとトイレ行ってくる」
「あなた、またトイレかっ」
溜め息をつく彼女に対して苦笑いを浮かべながら、私はまたゲームセンターへ戻りました。
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早漏防止対策

「あなた、ウンチか?ウンチしてきたか?」
ゲームセンターから駆け足で出てきた私に向かって、コウさんが大きな声で言いました。近くにいた高校生くらいの女の子ふたりが、こっちを見てクスッと笑いました。

私は恥ずかしさにうつむいたままコウさんの傍まで来ると、「そんな大きな声出さなくてもいいやろ!」と口をとがらせました。

「あなたトイレ長い。ぜったいウンチでしょ」
言うと、彼女は鼻をつまんで顔をそむける仕草をし、さっさと歩き出してしまいました。


コウさんが共同生活をしているマンションの部屋は、想像していたよりも広く、5~6人で生活してもじゅうぶん余裕があるくらいの間取になっていました。

「ちゃんと手を洗って、うがいもするよっ」
部屋へ入るとまずそう言われ、洗面所へ案内されました。外から帰って来たときや、トイレから出てきたときは、必ず手洗いとうがいをしないとダメ。初めて会った日も、コウさんは私にそう言いました。

リビングで座って待っていると、手洗いとうがいを終えたコウさんが、私の隣に腰を下ろすや否や、ひと息つく間もなく体を寄せてきました。

私の顔をのぞき込んで可笑しそうに笑ったり、おどけた表情をして見せたりしていましたが(彼女がよくやるご愛嬌です)、やがて私の肩に頭をもたせかけてくると、腰に手を回し、そっと目を閉じました。

気が付くと、表面がふわふわのフローリングマットの上に寝転がり、ふたりでイチャイチャしていました。コウさんも最初からその気があって私を部屋へ招いたのでしょう。店でお金を払って遊ぶときのような事務的な態度は少しも見せず、私との行為をそれなりに楽しんでいるように見えました。

「シャワー行くか?おしり洗うか?」
お互い下着だけになったところで、コウさんがいたずらっぽい顔で言いました。私はただ苦笑いを浮かべてうなずくしかありませんでした。

バスルームもけっこう広く、ふたりで入ってもじゅうぶん余裕がありました。
コウさんのしなやかな裸体を見て興奮を抑えきれなくなった私は、その場で行為におよぼうとしましたが、「ダメ。わたしベッドでするほうが好き」と言われ、仕方なくさっさとシャワーを済ませると、股間をフル勃起させたままベッドへ向かいました。

じつは、このとき私は少しあせっていました。先ほどゲームセンターでトイレに入ったとき、こっそり早漏防止対策をしていて、その効果が薄れないうちに彼女と行為におよびたかったのです。

「ジャウム」というインドネシア発の天然ハーブ系精力剤があり、勃起力をアップさせる錠剤や早漏防止のための塗り薬など、様々なタイプのものをネット通販で購入できます。
30代になって早漏が気になり始めた私に、友人がこの「ジャウム」を紹介してくれ、試しに使ってみたところ効果が見られ、女性とデートする際には必ずバッグに忍ばせておくようになりました。

この日もウェットティッシュタイプのものを持参していて、トイレに入ったときに、こっそりそれでペニスを拭っていたのでした。ジャウムがしみ込んだウェットティッシュで拭うと皮膚感覚が麻痺し、外側からの刺激に強くなるため、早漏を防止できるというものです。
ただ、時間が経つと効果が薄れてくるため、できるだけ早く行為におよびたくて、私は少々あせっていたのでした。


バスタオルを巻いたコウさんの肢体はしなやかで、全裸のときよりも情欲をそそるものがありました。私は我慢できなくなり、彼女をベッドに押し倒すと、バスタオルを剥ぎ取り、むしゃぶりついていきました。

「あんっ、ダメ。ちょっと待って」
いつになく勢いづいてしまった私に慌てた様子のコウさんでしたが、小ぶりな胸を揉まれ、乳首を転がされると、ぐったりしたようになり、甘い息づかいに変わりました。彼女が右側の乳首がとくに感じやすいことを知っていた私は、舌と指先を使って執拗に責めました。

「あっ、あっ…気持ちいい…」
コウさんがいやらしい声を漏らし始めました。さりげなく彼女の股間に手を伸ばしてみると、すでにぐっしょり濡れていました。

「あっ、いい…」
彼女の長い両脚を大きく開き、股間に顔をうずめ、秘部に舌を這わせていきます。
「ダメダメ…ああんっ!」
舌先を細かく動かしながら責め続けると、彼女はそれ以上耐えられなくなったのか、自ら腰を浮かせて私の舌の動きから逃れようとしました。

ほんの少しの間ぐったりした様子の彼女でしたが、ゆっくり上体を起こすと、自分の股間を指さし、「入れて」と言いました。

私はコンドームを装着すると、いささかの躊躇もなく彼女の中に入って行きました。
しかし何回か腰を動かしたとき、違和感を覚えました。普通ならペニスにそれなりに刺激が伝わってくるのですが、このときはまるで中身がスカスカの物体に向かって腰を動かしているみたいに、なんの刺激もありませんでした。

失敗した、と思いました。おそらく、先ほどゲームセンターのトイレで早漏防止のジャウムを使ったとき、ちょっと多めに塗りつけてしまったのが原因でした。彼女の家に着いてすぐには行為におよばないだろうと考えて、いつもより多めにジャウムを使ったのですが、予想外に早く彼女とそういう関係になってしまったため、ジャウムが効きすぎた状態だったのです。

早漏を防止するどころか、間もなく私のペニスは中折れしてしまい、再度挿入しなおそうとしても勃起せず、コウさんも心配そうな顔になり、なんとなく気まずい空気になってしまいました。

「そういうときもあるね。あなた疲れてるよ、仕事忙しいから」
コウさんはニコッと笑うと、私にうつ伏せになるよう促しました。
「わたしが気持ちよくしてあげる。あなたじっとしてて」
そう言うと、足の先からゆっくりとマッサージを始めました。

チャイエス嬢との別れ

あまりの気持ちよさに、いつしか私は眠ってしまっていたようです。ペチッとお尻を叩かれ、目を覚ましました。

「あなたよく寝てたね。いびきかいてたよ」
コウさんが可笑しそうに笑いました。彼女は太腿まである丈の長いTシャツを着ていました。ブラジャーは着けていないようでした。

「あなたケーキ食べるか?」
見ると、リビングのガラステーブルの上にケーキと紅茶が用意されていました。

ケーキも紅茶もすごく美味しくて、食べながら何度も軽い溜息をもらしてしまいました。
「もう一個食べるか?」
そう言われ、お言葉に甘えることにしました。

洗い物を終えて戻ってきたコウさんは、私の隣に腰を下ろすと、またいつものようにおどけた顔をしたあと、やにわにこう切り出しました。
「わたし中国に帰ることなった。もう日本に来ない」

私は「え?」とつぶやいただけで、とっさに返す言葉が浮かびませんでした。
彼女は私の肩に頭をもたせかけると、手をぎゅっとにぎってきました。
「わたし彼氏いる。中国でいっしょにコンビニやることになった」

コンビニというのは彼女の両親が営む雑貨屋のことで、その話は前にも聞いたことがありましたが、彼氏のことは初耳でした。
「結婚するの?」
「そう。わたし結婚する」

「あなた寂しいか?」
私が何も言わず黙っていると、コウさんは可笑しそうに笑い、私の頬を軽くつねりました。

「べつに、寂しくないよ…」
ほんの一瞬でしたが、涙ぐみそうになる自分に気づいて、私は視線を合わせないようにして、「う~ん」とうなりながら彼女の体を抱きしめました。

その流れのまま、彼女と交わりました。しかしジャウムの効果がまだ続いていたのか、それとも気分的なものなのか、挿入すると再び中折れしてしまいました。彼女は私のコンドームを外すと、口を使って刺激を与えてくれました。

「入れて」
「コンドームつけなくていいの?」
「うん、いいよ。入れて」

今度は中折れすることなく持続できました。しかし、フィニッシュする直前に彼女が両足を私の腰にからめてきて離さなかったせいで、間に合わず中出ししてしまいました。

「どうしよう…」
「大丈夫よ。気にしないよ。わたし今日は妊娠しない日だから」
彼女はあっけらかんと言うと、ごろんと横になり、私の顔をじっと見つめたあと、またいつものようにおどけた顔をして見せたのでした。

数年後

コウさんとは電話もLINEもつながらなくなり、数年が経ったある日のこと。
あるチャイエス嬢のフェイスブックを見ていると、彼女の友だち一覧の中にコウさんの写真を見つけました。

思いがけずうれしくなり、コウさんのフェイスブックを覗いてみると、彼女といっしょに3、4歳くらいの男の子が写っている写真がありました。それを見た私は、一瞬どきっとしました。

この男の子、目鼻立ちがどことなく自分と似ているような…。

この子…まさか…。

いや、そんなはずはない。

そう自分自身に言い聞かせ、私はコウさんのフェイスブックを閉じました。


今のところ、彼女やその周辺からは何の音沙汰もありません。


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当コラムコーナーは、実話もフィクションも入り混じっています。読み物エンターテイメントとしてお楽しみいただく目的で掲載しており、記事の行為を推奨したり、犯罪を助長するものではありません。

このコラムを書いた人

なかぞの

大阪府生まれ。22歳で文芸同人誌に参加。文学・アート系雑誌での新人賞入選をきっかけに作家業をスタート。塾講師、酒屋の配達員、デリヘルの事務スタッフなど様々な職を転々としたのち、現在はフリーライターとして活動中。足を踏み入れるとスリルを味わえそうな怪しい街並み、怪しいビルの風俗店を探し歩いている。

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